快適な秋キャンプがあっという間に通り過ぎ、気がついたら寒い冬キャンプの季節になってきました！しかし、他の季節ではキャンプしたことがあるのに、冬でキャンプは初めての方には、どんな準備や注意点があるの？なぜ冬キャンプは魅力的なのか、ぜひ一緒に見てみましょう！
キャンプに慣れてるベテランのキャンパーは、恐らく一番好きなキャンプ季節は冬だと思います！
その魅力とは！
- キャンプの癒し、焚き火を長い時間で楽しめる
- 鍋料理やおてんなど温かい料理は簡単な調理でも、お酒を美味しく堪能できる
- 冬の独特な雰囲気でランタンの灯は特別感や、ぬくぬく感覚が幸せを感じる
- 他の季節より活動は少ないため、キャンパーも少なくて周り大きな動き気配を感じなく静かです
- キャンプする人は夏より少ないため、キャンプ場の予約しやすい、朝のコーヒーの香り、格別
その他に、空気が澄んで星空が綺麗、虫がいない、雨が少ないなどですね
では、魅力たっぷりの冬キャンプは、初めての方には難しいでしょうか？
結論は！寒さ対策を備えて、しっかり準備や知識を調べて、安全に行えば誰でも冬キャンプを楽しめます！
この記事は年間100泊キャンプや車中泊旅をしてる、私が冬のキャンプ調べと実体験をまとめて冬キャンプの準備や楽しみ方をシェアします。
参考になれば幸いです！
冬キャンプの知識
冬のキャンプ場の夜は極寒です！風が吹けば、予報の気温より何倍も寒くなります！！
寒さ対策の基本は服装からです！
レイヤリング（重ね着）
適切な服装を組み合わせて、レイヤリングの中で調整が可能であるため、体温を調整し、快適さと安全性を確保することが重要です。
気温、風や汗など、それぞれに対応するレイヤーを選ぶのがポイントになります！
活動量や気候に応じて脱ぎ着たりするため快適に保ち、ウエアの性能を最大限に発揮させることができます。
1. ベースレイヤー（肌着、インナー）
保温性のある下着は寒さから体を守り、汗を素早く吸収し、乾かす役割があります。ウールや合成繊維、ポリエステルなど吸湿性の良いものを選ぶとよいでしょう。
2. ミドルレイヤー（中間の層）
ミドルレイヤーは保温性を重視する冷気を遮る役割になります。フリースジャケットや軽量のダウンジャケットが適しています。
3. アウターレイヤー（外側の層）
防風と防水性があり、風を遮り、雨や雪から守るためのアウターは悪天候時から身体を守るに重視されます。
4. 下半身の服装:
上半身はもちろん下半身も同様に保温性のあるズボンやタイツを履くことが大切の寒さ対策ですです。ダウンパンツは販売してる店はまだ少ないですが、ネットではお求めやすいと思います。
5. ヘッドギア（帽子）
頭に暖かいニット帽は、体からの熱の逃げ口がないよう、耳をカバーできるタイプの帽子がおすすめです。普段着のフード付きトレーナーも役に立ちますので、ぜひ活用をしましょう！
6. 手袋、靴下とマフラー
首、手や足を寒冷な環境から守るために重要なアイテムです。
首、手首と足首辺りに太い血管が通っているため、寒さの影響を受けやすく冷えやすい体の一部です！また首、手首と足首の皮膚が薄くて保温性の高い厚手の手袋、靴下とマフラーを選択しましょう。
7. フットウェア（靴）
突然の雨やキャンプ場の草が朝露と夜露で靴を濡れてしまうため、靴は防水性ブーツを選ぶと安心ですし、手軽なレインブーツでも保温効果は期待できます！
8. 電熱ベスト
電熱ベストは一般的のようなベストが体を暖かく保つために電熱技術を組み込んだウェアラブルアイテムです。
私も使用している電熱ベストは高機能、低価格で有名なメーカー、ワークマンです。バッテリーは別売になりますが充電式温度調節できる、コスパよく今でも冬キャンプには欠かせないアイテムです。
冬キャンプ装備
調理道具、ランタン、テーブルやチェアなどの基本装備は通年使えます。
寒さ対策は服装の次にテント、寝袋、暖房器具と暖かい食事です！
テント
通常のテントは3シーズン対応が多いです。その違いは生地の厚みや素材にあります。
冬キャンプにおすすめなのは、ポリエステルとコットンが混ざってるTC素材です。
TC素材のコットン、繊維の優れた機能は空気の層が外気を遮断することによって、冷たい外気はテント内に影響されないため、保温性を保つ事が出来ます。
また結露しにくいもTC素材の特徴です！
吸水性が良いTC素材は、テントの外気温と内気温の差で出来る結露の水分を吸収するため、ポリエステルのテントより水滴が落ちてくるほど無いですが、多少湿ってる程度、通気性も良いので乾きも早いです。その一方でTC素材はポリエステル素材より重いです！
火の粉に強い難燃性
ポリエステルより丈夫なTC素材は、焚き火からテントに飛んでくる火の粉が燃え広がるのを防ぐ、または燃えにくくなります。
火の粉が起きやすい理由の一つは、薪の水分が多く含まれ、乾燥が足りてないことでバチバチして風が吹いてると火の粉が大量発生します！なるべく乾燥されて水分少ない軽めの薪を選びましょう！
スカート付きのテントを選ぶこともお勧めです！
スカートとは、テントの裾から伸びている生地のことです！スカートがあることによって、風や雨の侵入を防ぐことや軽減することができます！
ポイントはスカートと地にぺったとする、つまり隙間をなるべく無いようにしますしかし、風が強い場合はあまり期待できないのが難点です。
暖房器具ストーブ
ストーブは冬キャンプはマストアイテムです！主なものは薪、石油、ガスと電気ストーブです。
薪、石油とガスストーブは一酸化炭素中毒になる危険性があるため、取り扱いには十分に注意することや換気が必要！取扱いや安全に関する指示を製造業者のガイドラインに従うことも重要です。
薪ストーブ
薪のストーブは組み立て式のものを選択すれば、コンパクトで収納しやすい事や天板の上で調理もできるので、より一層本格なキャンプスタイルを味わえます。
そのデメリットは本体がとっても熱いので、お子さんやペットとキャンプするにはストーブの周りをガート対策が必要です。また手入れが大変！煙や灰から出る煤の掃除も必要になります。
石油のストーブ
石油のストーブは多くのキャンパーが利用してます。
電源いらない、コンパクト運びやすい、冬シーズン中はホームセンターやアウトドアショップで買えます。灯油はガソリンスタンドで手に入るお手ごろな暖房器具です。
難点は車の移動中は溢してしまう危険性やちょっとこぼしたら臭いは中々取れないです！
石油のストーブ専用ケースはオリジナル物から代用品でもネットで買えなすので、使用しましょう！
ガスのストーブ
ガスのストーブは通常、コンパクトで、おしゃれいなデザインな物も多く、運びやすいのがメリットです！
ガス1本ですぐ点火！電源はいらない、灯油のこぼす心配もなく大変便利ですが、自分の周囲、足の周りや手を温める程度のため、テント内を全体的に温めるのは不可能です。
ストーブのメリットとデメリットありますので、初めての冬キャンプは環境一番お手ごろなのは、キャンプ場の電源サイトを利用して、電気ストーブを使用と小さめの電気カーペットやストーブを持っていけば、まず就寝時の底冷え問題を解決できます。
カイロ
そのほか、使い捨てカイロもお手ごろな保温グッズです。
初めての冬キャンプから今でも愛用してるハクキンカイロもおすすめ！
使い捨てカイロより準備の手間がありますが、繰り返し使えるゴミが出なくて環境に優しいです！
身も心も暖かく、とっても癒してくれます。
創業100周年を迎えたハクキンカイロはハイパワーなのに低燃費で24時間温もり続ける。繰り返し使える環境にとても優しい、安全でクリーンなハイテクカイロです。
https://hakukin.co.jp/
寝袋（シュラフ）
寝袋の選びは温度表示の寒冷地レーティングの確認が重要になります。
寒冷地のレーティングとは、
寒冷な気温や厳しい気象条件での使用に適した寝袋やアウトドア装備の性能を示す評価です。冬用寝袋には通常、寒冷地での使用に適している温度評価（レーティング）が付いています。
Comfortコンフォート（快適温度）レーティングは、寝袋の内部で一般的な使用状況で快適に過ごすための最低気温を示します。快適温度は体温を保ち、寒さを感じず眠りにつくための温度を指します。通常の使用条件下では-5°C以下の気温でも快適に使用できるとされています。
Limitリミット（最低使用温度）レーティングは、寝袋を限界まで使用する際の最低気温を示します。最低使用温度は、睡眠中に少し寒さを感じる条件を指します。Limitレーティングが-10°Cの寝袋は、-10°C以下の気温でも使用できますが、快適性はやや低いです。
また、商品のメーカーによって表記の方法が変わる場合があります！
深夜から朝にかけての時間帯は最も気温が低くなるため、就寝時に寒く感じなくても、寝ている間に体が冷えてしまい、途中で目が覚めて眠れなくなる事は、最初の冬キャンプで何回かありました。
3年前、ふもとっぱらキャンプ場で極寒の年越しキャンプを体験しました！ふもとっぱらキャンプ場で夜の気温はマイナス10℃までに下がり、寝袋は化繊封筒型とダウンのマミー型寝袋を重ねてダブルにして、さらに電気モーフを寝袋の中に入れ、寝る用コットの上にムードンを引いて寒さ対策を万全にしたお陰で、無事に初めての極寒キャンプを過ごしました。
体が冷えてしまうと眠れないだけでなく、低体温症を引き起こして最悪の場合、命に関わりますので、冬キャンプの就寝は神経質になるほど寒さ対策が必要です！
まとめ
冬キャンプは寒冷な季節でも自然の魅力を存分に楽しめます。しっかり準備と注意をすれば、その努力に報いる美しい景色を堪能できる、素敵な思い出になります。
安心安全、冬キャンプを楽しむために計画して、キャンプ場の天気予報や周辺の情報収集（スーパー、避難場所など）をして、初心者にも冬キャンプは楽しく、充実した経験となるでしょう。
では、素敵な冬キャンプに乾杯！
